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家を買う

家を買うことになった。妄想から夢の実現までを綴ったブログ。

土地を変える?

新築

家を買いたいは良いが

話がいろいろ行き詰まり気味で疲れてしまった夫が

「海が見たい」と言った。

そこで、たまホームの次の打ち合わせを少し延期して

その週末は海を見に行くことにした。

 

行く道のドライブで

わたしは言った

「必ずしもうちの周辺じゃなくてもいいよ?」

うちの周りの土地は、65万/坪 もする。

母との思い出の道も多い土地だし愛着もついてきたけど

だからと言って今のところに越してきたわけではない。

土地や物件にも縁というものがあるのだ。

 

駅近で周辺環境が良ければ、

多少通勤に時間がかかっても、まぁいいのではないかと

わたしは思うようになって来た。

いろいろ悩んで鬱気味になっている夫を見たら

あまり条件を狭めて足踏みしていても仕方ないという気になったのもある。

 

 

九十九里の『かんぽの宿』は

全室オーシャンビューで

さっぱりとしてとても気持ちが良い。

温泉もある。

チェックインの前に、海岸線を車で走り

波しぶきを楽しんだ。

 

九十九里ならではの海鮮を食べて

温泉に浸かって日の出を見て

すっかりリフレッシュした翌日、

帰る前に通勤で使っている北総線沿線の土地を

いくつか廻ってみることにした。

 

わたし達の住んでいる街は

都心から1時間以内のとても交通の便のよい場所で

人気も出てきてはいるが

まだ開拓途中でゴミゴミしておらず、治安も良い。

こんな感じのところならいいけど…

他には無いのか、あるならどこに?

 

 

不動産屋さんから提案された地区のいくつかを廻ってみた。

そのうちの一つが

ちょっと素敵な雰囲気だった。

最寄りの駅には快速が止まらないけど、

その分小ぢんまりしていて土地もあり、建っている住宅がみな新しくて綺麗だ。

「ここは狙い目かもね。」

そう夫と話して帰ってきた。

新たな選択肢を発見して、気が楽になった。

少し夢に近づいたと思った。

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二世帯の建て売り住宅を見に行く

二世帯建て売り

それから数日して

夫が近くに二世帯の建て売り住宅があるのを見つけた。

二世帯の建て売りというのは珍しい。

うちからすぐのところでもあったので、とりあえず観に行ってみることにした。

 

その家は完全に上下階で世帯が分かれるタイプだった。

玄関も2つ、キッチンもお風呂も完全に分かれて2つずつ。

部屋はそれぞれ2LDKで

一家族2人ならなんとか暮らせる広さだった。

 

うちは両親もわたし達も

それぞれ趣味があって、そのための荷物があり

活動するスペースが要る。

一緒に暮らすならもっと部屋数が必要だし

キッチンはむしろ一つあれば良い。

この物件はうちの要望には適さなかった。

 

注文住宅なら、請け負ってくれるという。

こちらは大東建託さんだった。

「しかし伺っているお話ですと、大きな土地が必要ですね〜。

できれば80坪から100坪。

この辺無いんですよね〜。…

かろうじてあるところが坪65万。

土地だけで5000万以上は見ないと難しいですね〜。」…

そしていくつか提案されたのは、もっと郊外の街だった。

 

通勤や都心への距離を考えると今住んでいる場所は非常に良い。

 

郊外に行けばその分土地は広く取れる。

でも、都内で遊んでいて、

少し油断すると家に着くのが午前様というところは

極力避けたい。

両親と暮らすことを考えれば尚更、

交通の便が良くて都心に近いほうが

出かけるのに億劫にならなくて済む。

 

そうそう、義母との話がまだだった。

みんなで一緒に暮らせたら最高だけど、話が上手く行かなかったら二人で暮らすことになる。

その場合はどうする?

小さな土地を買って小さな家を建てる?

都内でマンション暮らしも悪くないと思うよ。

いやいや実家から離れたら良くないよ…

 

いろいろ調べて考えていたら、疲れてしまった。

 

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土地を探す

では両親の協力が得られたとして

果たして三世帯が一緒に暮らせる家のための土地は

実際あるのか?

あればいくら位なのか?

 

前回たまホームで聞いたところによると

公示価格が30万/坪の土地は

売価がだいたい45万〜65万。

場所柄により値段は大きく変動するが、最低でも

公示価格の1.5倍からの販売になるそうだ。

 

30万/坪 と言ったのは、わたし達の住んでいる地域の

公示価格のことだ。

住むならこの辺りが良いと漠然と思っても

土地代は安くない。

単純に100坪買おうとした場合

3000万〜6500万はするということだ。

宝くじでも当たらないと無理ではないか…

 

しかも、土地がない!

そもそも80坪の土地が、選べるほど売りに出ていない。

 

たまホームの翔くんが

住宅展示場の近くにある土地なら

1700万くらいで買えるからどうか?と言ってくれたのだが

その土地では通勤に時間がかかりすぎる。

都心まで1時間以内くらいでないと平日の夜が大変だ。

ごはんの支度

お弁当の用意

洗濯物を干す

アイロン

etc.

 

両親と一緒に暮らすことを考えても

駅から近いというのはメリットだ。

交通の便が良くないと気軽に外出できなくなる。

 

他の土地という選択もあるにはあるが

あまり不便なところには行けない。

 

たまホームさんにも土地を探してもらい、

また後日出向いて相談することになった。

 

今週うちの車のカーテレビには

NHK特集を録画した、「ターシャテューダー」シリーズが入っている。

東京ドーム60個分の土地を持つ90歳のおばあさん。

「その土地1000分の1でも分けてもらえたら豪邸が建つのに。」

そう言って夫と二人で笑った。

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親たちの反応

たまホーム

夫の両親とわたしの父

の3人を含めて、大人5人の三世帯住宅。

夫と二人で盛り上がっていても仕方ないので

とにかく両家の親に話してみることになった。

 

結果

両家の父親は賛成。

わたしの父は面白い話だと言った。

 

義母は難色を示している。

「今から気を遣いたくない」と。

普段から周りにとても気を遣ってくれる人なので

確かにそういう気持ちはあるだろうと

至極当然にもおもえる。

 

とにかく

週末みんなにモデルハウスを見てもらうことにした。

 

みんなでお昼を食べてから

モデルハウスに向かった。

 

翔くんが見せてくれた順番で

一番大きな80坪の家から。

この家には義母も少し新鮮な印象を受けたのではないか?

「おー、かなりゆとりがあるね!」と驚いてくれた。

わたしの父には予め

たまホームからもらった家の見取り図と

写真を見せて説明してあったので

「実際に見てサイズ感が把握できて良かった」と

言った。

義父はあまりコメントしていなかったが

家の間取りを注意深く見ていた。

義父は建築業界におり、この道のプロなのだ。

 

モデルハウスを見終わって

義母は夫に耳うちして帰ったらしい、

「あちらのお父さんと三人で住めば?」と。

 

義母はわたしの父を気遣ってくれている。

2年前に母が急に他界したので、

「男の人は妻に先立たれると急に弱っちゃう傾向があるのよ。

あなたのお父さんも、今あなたがいろいろ持ちかけてお父さんが気落ちする暇もないようにしてあげるのがいいの。

わたしはやきもちは妬かないから、

お父さんと一緒に住んでもいいのよ」と。

 

ただ、

わたしは夫の両親とわたしの父と、

みんなで一緒に暮らしたい。

 

親たちは三人が三人ともユニークで楽しいし

偶然三人とも同じ年の生まれなので感覚が合うようだ。

父同士もとても相性が良い。

わたし達夫婦もみんな一緒のほうが断然楽しいのだ。

 

その夜電話で父と話した時、父は

「今日の様子だと、お母さんがダメそうじゃない?」と笑った。

「お父さんは、とても有り難い話だなぁと思って嬉しかったんだけど。」と言った。

それから二人で

如何にすれば義母が寛げる自由な家を提案できるか、

今父の住んでいるわたしの実家はどうするかなどを

話し合った。

その間に夫は夕ご飯の支度をしてくれた。

 

「わたし、もう少しお義母さんに話を聞いてみるよ。わたし達の思いもまだちゃんと伝わってない気がするから」

もしも義母がこの話に賛成してくれたら、

その時はそんな計画があることを、わたしの妹にも話すことにしよう、と相談し合った。

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翔くんからの手紙

たまホーム

翌日の打ち合わせは

ローン審査の申込書の記入だった。

前年度の源泉徴収票がなかったので会社から取り寄せ、

月曜日に翔くんがうちまで取りに来ることになった。

 

月曜日の夕方

会社から帰ってきてポストを見ると

翔くんからの手紙が入っていた。

「あれ、またあの子から手紙が来てるよ!」

 

その手紙は実は2通目のものだった。

1通目は2日前、

たまホームの住宅展示場を訪れた初日の夕方

家に帰るとポストに入っていた。

筆字で書かれた、ご挨拶の手紙だった。

表にうちの住所は書かれておらず

宛名だけが連名で書かれていた。

打ち合わせの後、

わたし達が寄り道して帰って来る間に直接持って来たものらしかった。

「なかなかマメにやってるね。

ちょっとストーカーみたいだけど。笑」と夫。

手紙には

「息子に話すようなつもりで何でも言ってください」と書かれていた。

 

翔くんは

打ち合わせの時も

いちいち几帳面にメモを取りながら
ポイントを落とさず話を聞く。

きちんと研修を受けて現場に出てきたらしいのが

わかる真面目な感じの明るい青年だ。

一見、不動産屋さんの営業マンらしくはない。

今まで会ったことのある不動産屋さんは

世馴れた感じで饒舌だったけど。

 

 

今回見つけた2通目の手紙は
前の日からポストに入っていたものらしかった。
「昨日も今日もお会いできて
明日またお会いできるのがとても嬉しいです」
と書いてある。

幼気な文面に笑ってしまった。

この手紙の「明日」とは

その日彼が源泉徴収票を取りにうちに来ることを

指しているのだった。

 

営業とはいえ

率直で嫌みのない文章で気持ちが良いと思った。

しかも2日続けて手紙を書いて届けに来るとは!

なんだか忠犬ハチ公のようだ。

月曜日は手紙を見てから

30分もしないうちに彼は来て

10分もしないで帰って行った。…

 

 

翔くんの手紙はそれで終わりではなかった。

源泉徴収票を取りに来て2日後の水曜日、

3通目の手紙がポストに入っていた。

 

「また?笑 

毎日来ないでください、って言ってやれ。」と夫。

 

しかし今度は宛先に住所が書かれており

郵送されてきたものだった。

「ローン審査は明日すぐ始められます。

土曜日のお打ち合わせの際にはお伝えできます。」

とのことだった。

 

向かいの家のビーグル犬モッチのような好青年。

果たして「翔くんマジック」にかかってしまうのか⁉︎笑

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三世帯の家

たまホーム

翔くんが案内してくれたモデルハウスは順番に

80坪 

60坪

40坪  

30坪

の4棟だった。

 

頼んだわけではない。

たまホームの戦略上、一番大きな物件から案内することになっているのだと思う。

ただ、最初に見たこの80坪の家が

「2世帯、6人のための居住空間」だったことが

わたしと夫のハートに火をつけた。(!)

 

以前から二人で夢と妄想を膨らませていた

「両家の親と一緒に暮らせる大きな家」というのが

現実的なサイズで目の前に広がっていた。

 

広々とした玄関

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計5部屋の寝室

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プラス1階に和室

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31.5畳のリビングダイニング

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2階のホールにはファミリースペースがある

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間取りといい、広さといい、

「これなら両家の親と一緒に充分住める!」

 

当初わたし達は

自分たちだけで住むための家を探していたのだが

この家を見たことで

3世帯で暮らす夢がすっかり膨らんでしまい

「二人のための小さな家」がすっかり霞んできてしまった。

 

わたしの家は

2年前に母が他界していて、実家に父がひとりで住んでいる。

車ですぐのところとはいえ、ひとりで寂しくはないか、きちんと食べているかと心配は心配だ。

 

夫の家は両親とも健在だが

将来は長男として面倒を看たいという思いもあり、

両家の親が一緒に暮らせればわたし達二人の先行きの心配を大分減らすことができる。

 

二人で盛り上がっていても仕方ないので

とにかく今週、親たち三人に話をしてみることになった。

 

この壮大なプロジェクトが実現した場合、

予算は5000万程度に抑えたい。

 

とにかくローン審査を先に受けることにした。

翌日の朝、もう一度ここに来て申込書に記入をすることになった。

 

 

 

 

 

モデルハウス

たまホーム

昨日、

印西牧の原のジョイフル本田に買い物に来て

国道の反対側に『モデルハウス』ののぼりを見た。

 

「ちょっと寄ってみようか。」

 

思えばわたしの実家は

両親が自ら設計図を書き、知り合いの大工さんに個人的に頼んで建てたこだわりの家だった。

休日のたびにわたしと妹は両親に連れられて

方々のモデルハウスを巡ってドライブした。

 

いろいろな家を見て歩くのは楽しかった。

住んでもいないのに自由に出入りできる素敵な家々の立ち並ぶ小さな街は、夢の国のようだった。

新しい木の匂いや声の響くホールには

子どもながらにわくわくした。

 

モデルハウスを見たからといってすぐに

買う、買わないの話になるわけではない。

昨日は何の気なしに立ち寄った。

 

駐車場を入るとすぐに

一人の若い男性社員がお出迎え。

車を止めてふと見たらそこに立っていた、くらいの自然なタイミングだった。

運転席から降りた夫にすかさず声をかけて、すぐに言葉を交わしている。

なかなか守備のよい動きだ。

 

挨拶をしてみると

余計なことを言わず温和な雰囲気の方で

営業マンらしい人慣れした感じが見受けられなかった。

素朴な感じのする青年だ。

 

こちらのモデルハウスは

『たまホーム』だった。

そんなことも、事務所に入る手前で看板を見て初めて気づいた。

出迎えてくれた青年は、入社2年目だそうだ。

なるほど、素朴なわけだ。

名刺の名前を見て最初に

「かけるさんですか?」と質問した。

わたしの好きな「翔」の字だったからだ。

彼のお名前は「かける」ではなく「しょう」さんだった。

 

息子であってもおかしくない歳のこの方を

以下、親しみを込めて「翔くん」と呼ぶことにする。

 

翔くんが案内してくれたモデルハウスは

この日全部で4棟。

 

最初の一軒が、話の流れを一気に変えた。

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