家を買う

家を買うことになった。妄想から夢の実現までを綴ったブログ。

モデルハウス

昨日、

印西牧の原のジョイフル本田に買い物に来て

国道の反対側に『モデルハウス』ののぼりを見た。

 

「ちょっと寄ってみようか。」

 

思えばわたしの実家は

両親が自ら設計図を書き、知り合いの大工さんに個人的に頼んで建てたこだわりの家だった。

休日のたびにわたしと妹は両親に連れられて

方々のモデルハウスを巡ってドライブした。

 

いろいろな家を見て歩くのは楽しかった。

住んでもいないのに自由に出入りできる素敵な家々の立ち並ぶ小さな街は、夢の国のようだった。

新しい木の匂いや声の響くホールには

子どもながらにわくわくした。

 

モデルハウスを見たからといってすぐに

買う、買わないの話になるわけではない。

昨日は何の気なしに立ち寄った。

 

駐車場を入るとすぐに

一人の若い男性社員がお出迎え。

車を止めてふと見たらそこに立っていた、くらいの自然なタイミングだった。

運転席から降りた夫にすかさず声をかけて、すぐに言葉を交わしている。

なかなか守備のよい動きだ。

 

挨拶をしてみると

余計なことを言わず温和な雰囲気の方で

営業マンらしい人慣れした感じが見受けられなかった。

素朴な感じのする青年だ。

 

こちらのモデルハウスは

『たまホーム』だった。

そんなことも、事務所に入る手前で看板を見て初めて気づいた。

出迎えてくれた青年は、入社2年目だそうだ。

なるほど、素朴なわけだ。

名刺の名前を見て最初に

「かけるさんですか?」と質問した。

わたしの好きな「翔」の字だったからだ。

彼のお名前は「かける」ではなく「しょう」さんだった。

 

息子であってもおかしくない歳のこの方を

以下、親しみを込めて「翔くん」と呼ぶことにする。

 

翔くんが案内してくれたモデルハウスは

この日全部で4棟。

 

最初の一軒が、話の流れを一気に変えた。

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